お歳暮に何を送ったらいいか迷っている方や、お歳暮を贈る際のマナーを知りたい方も多いのではないでしょうか。お世話になった方へご挨拶したいけれど、送る時期や喜ばれる贈り物など気になるポイントがたくさんあります。そこでこの記事では、お歳暮を贈る際のマナーやお歳暮の選び方などをご紹介いたします。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
お歳暮とは、1年の締めくくりにお世話になった方へ、お礼と来年もご縁が続くようにと気持ちと合わせて贈り物を贈る風習です。お歳暮の起源は諸説あり、江戸時代に商人や店子が感謝の気持ちと合わせて贈り物を渡していたのが始まりとされていた説や、年末に先祖を供養する際にお供えしていたお供え物を、近所の方に配っていたともいわれています。
お歳暮とお中元の違いは大きく分けて2つあります。1つ目は季節の違いです。お歳暮は歳の暮れと書くように年末の冬場に送るのに対して、お中元は6~8月中頃の夏場に送ります。季節が違うので贈り物も季節に合わせた物になる傾向にあります。
2つ目の違いは意味合いです。お歳暮は上述したとおり今年の感謝と来年のご縁の気持ちを伝える意味があります。対してお中元は、今年のあいさつと夏の暑さに対して暑中見舞いの意味が込められています。
お歳暮を送る時期は12月初旬から20日前後にかけて送るのが一般的です。多少地域差はあるようですが、20日辺りに届くようにすればおおむね間違いはありません。もし気になるようであれば事前に送り先の地域の適正時期を調べてから送りましょう。
しかし、年末はバタバタしていて忙しくなる時期でもあります。うっかりお歳暮を贈り損ねてしまった場合は、御年賀や寒中御見舞として贈る方法があります。もし御年賀や寒中御見舞として贈る場合は、お歳暮が贈れなかったことをお詫びするのがマナーです。
お歳暮の費用は、送り先の相手によって異なります。基本的には3,000〜5,000円の範囲が目安と言われています。親族や親しい間柄であれば3,000円程度、上司やお取引先相手には5,000円程度が妥当でしょう。特にお世話になった相手に対しては5,000円~10,000円程度の予算でお贈りすることもあります。
ただし、お歳暮は毎年贈るものなので無理はしないようにしてください。一度高価なものを送ってしまうと、相手から翌年に相応の物が贈られてくるケースが多いため、一般的な相場を目安にすると安心です。
お歳暮を贈る際には相手に気持ちよく受け取っていただくために、気をつけたい点があります。具体的なお歳暮のマナーは下記のとおりです。
一度贈ったら毎年贈るようにしましょう。
お歳暮は一年の感謝と来年もよろしくお願いします、という気持ちを伝えるために贈るため、急にお歳暮を贈らないのは相手に心配をかけてしまうことから失礼にあたるとされています。どうしてもお歳暮を贈るのを辞めたい事情がある場合は急にではなく、手紙で「お気遣いなさいませんよう、お願い申し上げます。」と伝えましょう。
お歳暮をもらったら感謝状を書きましょう。特にビジネスシーンでは感謝状を書かないと失礼にあたるケースがあります。具体的な書き方は下記のとおりです。
年末年始は忙しいとは思いますが、忘れないように気をつけましょう。
お歳暮の選び方は、下記のポイントに注意して選びましょう。
職場や仕事の取引先に贈る場合は小分けになっていて量が多い物を選ぶのがいいでしょう。個人に対して贈るのではないため、受け取る相手が複数人になるからです。小分けになっていないと相手方の全員にお渡しするのが難しくなるほか、その日にいない相手にお渡しできない可能性があります。
反対に、個人で一人暮らしの相手であれば、量に配慮して品物を選ぶといいでしょう。一人に対して大量の贈り物をしても食べきれず困らせてしまう可能性があります。そのため相手の人数に合わせて包装や量を考慮できるとよいでしょう。
送り先の家族構成や年齢などを把握している場合には合わせたものを贈るのがいいでしょう。子どもが多いご家庭であるなら甘いお菓子などが喜ばれる場合が多いほか、二世帯や三世帯で住まわれているのであれば幅広く喜ばれる物が好ましいでしょう。
季節感に合わせた物を贈ると喜ばれる傾向があります。特に年末から年始にかけての時期は家族が集まりやすくホームパーティーや飲み会が多く行われる季節です。みんなで食べられる物であれば喜ばれます。
とくに季節に合わせたお菓子もおすすめです。クリスマスから年始にかけて、さまざまなお菓子が出るので選ぶ際にも選択肢が豊富にあります。
お歳暮に贈るものとしておすすめなのがお菓子です。お菓子であれば嫌いな方も少なく、どの年齢でも召し上がっていただけるでしょう。そのため相手の人数や家族構成がわからなくても気軽に贈れます。
この記事ではお歳暮を贈る際に知っておきたい気をつけるポイントと、贈り物の選び方についてご紹介しました。
お歳暮とは、一年の感謝の気持ちと来年もよろしくお願いしますという感謝の気持ちでおこなう行事です。お中元とは渡す時期や込められた思いが異なります。お歳暮を贈る時期は、12月20日頃を目安に贈りましょう。お歳暮を贈る費用相場は3,000~5,000円です。送り先の相手に配慮して一般的な予算相場に合わせると安心です。
お歳暮を贈る際に気をつけるポイントは下記のとおりです。
ご自身や会社の印象に影響してしまう可能性があるので、気をつけて守るようにしましょう。
お歳暮の選び方とおすすめの贈り物は下記のとおりです。
1年の締めくくりである大切なご挨拶であるお歳暮には、気をつけたいことがたくさんあります。そのためお歳暮にはお菓子を贈るのが最適です。先方に配慮して贈り物を選ぶことができれば、きっとお喜びいただけることでしょう。
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